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基本を学び、楽しく走ろう!金哲彦さんのランニングセミナー

基本を学び、楽しく走ろう!金哲彦さんのランニングセミナー

フィールドスポーツ

高知龍馬マラソン2024の本番を2ヶ月後に控えた2023年12月16日、高知市で大会アドバイザー・金哲彦さんによるランニングセミナーが開かれました。

はじめに

2024年、記念すべき第10回大会が開かれる高知龍馬マラソン2024。プロランニングコーチであり、マラソンや駅伝の解説者としても活躍されている金哲彦さんは、高知龍馬マラソンの大会アドバイザーです。そしてご自身もゲストランナーとして、例年、坂本龍馬の姿で同大会を盛り上げてくれています。

そんなマラソンを知り尽くした金さんによるランニングセミナーが、高知龍馬マラソン本番を控えた2ヶ月前に開かれました。対象は、初心者から基本を学びたいすべてのランナー。楽しくランニングするためのヒントを教えてもらえる無料のセミナーは前回大会前にも開かれましたが大変人気で、今回も10〜70代まで幅広い世代のランナー約100人が、高知市総合運動場多目的ドームに集まりました。

今回は第一生命株式会社の協力をいただき、現役時代、第一生命グループ女子陸上部で活躍されていた佐野英里佳さんが、アシスタントとしてセミナーに参加してくださいました。「今日は、皆さんの記録更新のお手伝いができればと思います!」と頼もしいお声をいただき、セミナーが始まりました。

プロがランニングの基本を伝授

最初は、金さんによる高知龍馬マラソンのコース解説です。

「スタート地点の県庁から空港へ向かう初めの方は、平坦で少し下り基調です。そのあとに浦戸大橋が待ち構えていますが、ここはすごい上りです。前半の下り坂でブレーキをかけないよう、そこまでいかにうまく走れるかがポイントかもしれません。そして海沿いを走って仁淀川で折り返し、ゴールの春野総合運動公園陸上競技場を目指します。競技場は高台にあって、約1kmも上らなければなりません。ここが意外に長いんです。難所ですから、レースが近づいたら一度くらい傾斜のある上り坂を走っておいたほうがいいですよ」。

さらに金さんからは、「1kmを何分で走るかが重要です。7分くらいが完走できる目安ですね。ペースが大事なので、初心者の人は普段ご自身がどのくらいでジョギングしているか把握してください。そしてこれから本格的に練習しようという人は、膝が痛くならないよう、ウォーミングアップでウォーキングを20〜30分しっかりして徐々に足ならししていってください」とアドバイスがありました。

解説のあとは、走る前にやっておきたい基本のストレッチのレクチャーです。膝、股関節、アキレス腱、肩甲骨まわりと、関節まわり一つ一つを伸ばす方法を参加者たちは教わりました。

また金さんは、姿勢の大切さについても教えてくれました。「皆さん、普段から正しい姿勢を意識しましょう。走るということはジャンプの連続です。姿勢が崩れると、膝と腰に着地の衝撃により負担がかかってしまいます」。
さらに「上半身をうまく使いましょう」と肋を開くストレッチをみんなで実践。コツを意識してジョギングした参加者は、「体が軽くなりました。楽に走れる感じ!」と、その効果を実感した様子です。

また参加者たちは「おへその下に重心を置くことを意識して走ってみましょう」と正しい重心について教わったほか、肩をほぐすストレッチを通して「前傾を意識しましょう。自然とスピードが出ます」と正しい前傾姿勢での走り方についても学び、実際にジョギングしてフォームなどを確認。トータル約2時間のセミナーは、金さんの軽快なトークにより和やかな雰囲気の中、あっという間に終了となりました。

金さん&佐野さんから一言

毎年、高知龍馬マラソンにご尽力くださっている金さんから一言いただきました。

「今年はペアリレーの部が新たに設けられました。そしてフルマラソンとペアリレー、ファンランを合わせて1万人超のエントリー数がありました。2021年に一度コロナで中止となってしまいましたが、それを経て10回という節目の回を開催できる予定で、とても楽しみですね。高知の人はノリが良くて、高知龍馬マラソンはエイドも応援も、高知ならではという魅力があります。ランナーの皆さんも観客の皆さんも、ぜひ楽しんでください」。

またセミナーで指導してくださった関節のストレッチや効率のいい走り方など、ウォーキングの基本についても伺いました。

「走ることに慣れてくると、タイムや距離などに気を取られて、つい基本をおそろかにしがちです。でも基本が本当に重要なんです。ランナーの皆さんは、正しいフォームを意識して走っていただきたいです」。

そして最後に、「マラソンは人生を豊かにします。マラソンをすると、大袈裟ではなくて本当に人生が変わるんですよ。ぜひ多くの方に人生が変わる経験をしてほしい。皆さん、ランニングに挑戦してみてください」と、金さんらしい熱いメッセージがありました。

続いては、アシスタントとして参加いただいた佐野さんです。

「普段は未就学児を対象にしたランニング教室を開いていて、今回初めて大人の方を対象に参加させていただきました。そこで感じたのは、皆さん目標を持って生活されているということ。現役の時、私はタイムのことばかり考えて走っていて苦しい時もあったけれど、皆さんは健康を意識して前向きに走っていらっしゃる。その様子に学ぶことがたくさんあり、とても刺激になりました」。

現役時代は中距離ランナーとして活躍された佐野さん。このご縁を機に、いつか高知龍馬マラソンにも参加いただきたいです。お待ちしています!

最後に参加者にも、感想を伺いました。

「今日は基礎を知りたいと思い、参加しました。ストレッチとか重心とか、基本中の基本を伺って、実際に走ってみたら全然違くてびっくりしています。楽に走れるし、なんだか肺が広がったような感覚がありました。重心を前にすることを意識して、本番も走りたいと思います。目標は完走です。そして前回より1分でも早くゴールできたらいいですね」。

今回のセミナーが参加者の皆さんの、今後の大会での目標達成やランニングへの興味向上などにつながることを願っています。