リバースポーツ
高知県と「川」
県の面積のほとんどが森林におおわれており、全国一位の森林率84%を誇る高知県。山々には多くの川の源流点が存在し、流れる川は生活の要になってきました。
川とともにある高知県の生活は「四万十川」や「仁淀川」に架かる「沈下橋」にも見られます。日々県民の道路として活用される橋は、増水時には文字通り川の中に沈みます。水圧による破損を最小限に抑えるため欄干は設けられておらず、水が引くとほとんどの場合、なにごともなかったかのように再び姿を現します。
全国に知られる清流
高知県には272の河川が流れており、なかでも「四万十川」、「仁淀川」はその美しさから「清流」として全国に知られています。
大規模なダムがなく、川本来の環境が残っている数少ない一級河川である「四万十川」は、全長196kmの蛇行した川となっており、天然の鮎やテナガエビをはじめとする数多の生物が生息しています。
また、川底が見えるほど澄んだ水質の「仁淀川」は、その幻想的なブルーの色合いが「仁淀ブルー」と呼ばれ、大きな話題を呼びました。
川を楽しむということ
海に面していながらも遊泳可能が場所が少ない高知県にとって、川は絶好の遊び場です。釣り、キャンプ、バーベキュー、カヌー、ラフティング、観光遊覧船など枚挙に暇がありません。また楽しみ方も様々。ラフティングで流れを楽しんだり、クリアカヌーで美しさを感じたり、釣りでじっくりと川と対話したり。ぜひ高知で川の楽しみ方を知っていってください。
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