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「スポる!やってみた。」 カヌーで水上散歩。

「スポる!やってみた。」 カヌーで水上散歩。

リバースポーツ

今回体験していただくのは熊本県出身の大学院生武澤さん、千葉県出身の大学生秋山さんのお二人です。現在は高知にお住まいの2人ですが仁淀川でのカヌー体験は初めてだそうです。太陽光に照らされると青く見えるほど澄んだ仁淀川。初めてのカヌー体験はどうだったのでしょうか? おふたりの体験の様子をお伝えします。

はじめに

武澤さん、秋山さんが体験したプランは、土佐和紙工芸村QRAUD内のアウトドア施設「リバークルーズ」が提供する仁淀川のアクティビティプラン。お二人が使用したカヌーは足を伸ばして座ってダブルパドルで水を漕ぐ「カヤック」とも呼ばれるもの。主に流れの早い川などで使用され、小回りがきいて操作しやすいのが特徴です。転覆や落下に備えてヘルメットとライフジャケットを着用し、川原や水中の岩から足を守る為に、脱げにくいウォータシューズを履きます。夏場の服装は濡れてもよい速乾性のある服装がおすすめ。春や秋は専用のウェットスーツを着用することで安心して楽しめます。

場所

(写真 左:秋山さん 右:武澤さん)

アウトドア施設「リバークルーズ」へは、高知ICから車で約30分。仁淀川のほとりに立つ土佐和紙工芸村QRAUDの敷地内にあります。各プランの体験には予約が必要です。詳細はリバークルーズのHPでチェックしてみてください 。

https://niyodogawa-rivercruise.com

体験の様子

土佐和紙工芸村QRAUDに到着した2人は、正面玄関を入ったところにあるフロントで参加申込をします。更衣室で着替えをすまし、プランに含まれるヘルメット、ライフジャケット、シューズをお借りし装備したら、カヌー体験スタート。

体験場所へは徒歩で移動します。
水辺に到着するとガイドのIKUNOさんから説明が始まります。「まず水に足をつけてみてください」。落下の際に水の温度にびっくりしてパニックにならないように、当日の水温を肌で確認するのも大事な準備のひとつだそうです。

「両方に水かきがついたパドルを、前から後ろ向きに漕ぐとカヌーは前に進みます。身体の後ろから前に漕ぐと後ろ向きに進みます。左側だけを漕ぐと右に曲がり、右側を漕ぐと左に曲がります」。

次に実際のカヌーに乗りながら説明してくれます。「カヌーに乗るときは、おしりから座って足をカヌーの中に入れてください。もし水に落ちた時は、ライフジャケットを着ているので水に浮くから安心してください。泳げなくても必ず助けにいくので落ち着いて仰向けの状態で浮かんでいてください」

IKUNOさんの丁寧な説明に二人の緊張はほぐれていきます。

説明を聞き終わって、「カヌーをやったことがないのと、泳ぎも苦手なのでちゃんとできるか少し心配です」。1人で乗ることにまだ少し不安そうな表情の秋山さん。
笑顔で説明を聞いていた武澤さんは「実は幼い頃に何回か乗ったことがあります」とのこと。出身地熊本でカヌーを体験したことがあるそうです。

IKUNOさんに続いてカヌーに乗り込んだ2人は川の中へ。先ずは浅瀬での練習です。

「前から後ろに漕ぐことを前漕ぎと言います。後ろから前を後ろ漕ぎ」IKUNOさんのお手本に続いて練習を重ねるうちにパドルの扱いにも慣れてきたようで秋山さんの表情にも笑顔が。

「速い速い」

「ぶつかる。ぶつかる 笑」

水の上で滑るように動くカヌーの操船にも徐々に慣れてきて、並んで進むこともできるようになってきた2人。

2人で一緒に写真を撮ったり、いつもと違う角度で見える風景を眺めたり、水の上の時間を満喫します。

「水の底が見えているので浅く見えると思うけど深さは3mあります。大雨が降ると6mになる時もあるので、水の高さがあの木のあたりになりますね。そのたびに川底や河原の形も変わっていきます」
IKUNOさんが川の環境についても説明をしてくれます。

「何故か足が疲れてる 笑」「踏ん張るからかな? 私は肩も疲れてきた 笑」

体験中は疲れも感じないほど夢中で楽しめたようです。

最後に

お二人に感想を伺ってみました。

「最初は漕ぐのも出来なんじゃないかと不安だったけど、ちゃんとまっすぐ進みました。太陽の光が出た時は水が綺麗だなって思いました。とにかく無事に生きて帰ってこれて良かったです 笑」笑って答えてくれた秋山さん。

武澤さんは「小さかった頃の前回よりぐいぐい速く進めて楽しかったですね。水の上を進むのは不思議な感覚で、他の2人もスーッて動いてるからそれが新鮮で心地よかったです。」と大人になって幼いときとは違う楽しさを感じられたようです。

「もっとぷかぷか浮いていたかったね」「下りが楽しかった。次来た時は流れの速いところにもいってみたい」お互いに名残惜しさを感じて今回のカヌー体験は終了です。

以上、「スポる!やってみた。〜カヌー編〜」でした。 仁淀川でのカヌーツアーは、リバークルーズのホームページからご予約いただけます。
ラフティングやサップなどの体験も可能で、修学旅行などの団体でのご利用も受け付けています。ぜひホームページにアクセスしてみてください。

施設情報

リバークルーズ

住所/高知県吾川郡いの町鹿敷1226 土佐和紙工芸村QRAUD内
電話番号/088-892-1001
受付時間/10:00〜20:00
※お電話の場合、水曜日以外で受け付けております。HPでは常時受け付けております。
駐車場/あり
HP/http://niyodogawa-rivercruise.com/