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「スポる!やってみた。」仁淀川癒やされラフティング。

「スポる!やってみた。」仁淀川癒やされラフティング。

リバースポーツ

今回体験していただくのは高知県生まれ高知県育ち、大学4年生の中山さん。風景を眺めたり波の音を聴いたりと自然の中でゆっくり過ごす時間が好きな中山さんが、仁淀川ラフティング体験でどのようなことを感じられたのでしょうか。中山さんの感想と共に体験の様子をお伝えします。

はじめに

中山さんには、水が綺麗な川として知られ4年連続で水質日本一の仁淀川でラフティングを体験してもらいました。利用したツアーは高知県越知町でアクティビティツアーを提供する「ロボラフター」のラフティングツアー。2名から申し込み可能で、3歳(保護者同伴)から利用可能なので少人数やご家族連れでもリバーアクティビティが体験できます。

場所

高知県越知町は、高知駅から車で約1時間、日本で最も古い地質のある横倉山が有名な人口5千人の町です。横倉山は植物学の父と呼ばれた世界的に有名な牧野富太郎博士が青年時代に植物の研究に没頭した山としても知られています。

また、街に流れる清流仁淀川には、映画「龍とそばかすの姫」の主人公すずが歩いて渡る橋のモデルになった浅尾沈下橋があり、周辺の林道はランニングコースとしてもおすすめです。

浅尾沈下橋から車で5分程、仁淀川を見下ろす山の裾のにロボラフターはあります。

体験の様子

到着した取材班を迎えてくれたのは、2004年に高知へ移住した兵庫県出身の武本さんご夫妻。ラフティングツアーのオフシーズンには「ろぼ農園」として高知の特産品でもある土佐文旦の生産を行い、二足のわらじを履きながら地域に根ざした暮らしをされています。

申込用紙を書き終わった中山さんに体験前の心境を伺いました。

中山さん 「ラフティングは一度体験したことがあったので不安はなかったけど、ガイドさんはどんな人なのかなと思ってたので優しそうな方で安心しました。」

持参した水着とウォーターシューズに着替えて、ツアー料金に含まれているウェットスーツ、ライフジャケット、ヘルメットを身に着けたら出発です。

ヘルメットのあごひもやライフジャケットのベルトなど安全面を確認してガイドの武本さんと、ボートに乗り込みます。

まずは漕ぎ方の練習。「イッチ、二。イッチ、二。」掛け声に合わせて2人で息をそろえます。
他に聞こえてくるのは沢山の鳥の声。いわゆる山間の川を勢いよくくだるラフティングとは趣の異なる、静かで緩やかに流れる仁淀川のラフティングがスタートです。

まるで浮いているかのように見えるほど、透き通った水の上をボートは進んでいきます。

中山さん 「とにかく水がすごく綺麗ですね。ボートの上に立ったまま進むと座っている時と全然視点が違って、それだけでも凄く楽しいです」

中山さん 「水の中に沢山魚がいるのも驚きました。あれが鮎だよって教えてもらえて、泳いでる姿を初めてみました。」

中山さん 「ボートの先端で何秒間立てるかってやったんですけど早々に落ちちゃいましたね 笑。でも落ちる瞬間も『あっ、水が綺麗』って思いながら落ちました。どちらかというと水は苦手なんですけど、不思議と怖くなかったです。」

さえずる鳥の正体、生い茂る木々の特徴、夜に見える星空の魅力など興味深い武本さんのお話に耳を傾けながら、浅尾沈下橋を目指してボートはゆっくりと進んで行きます。

沈下橋とは、まだ橋を造る技術が未熟で洪水でも壊れない橋を造ることが難しかった時代に、あえて増水時に沈む高さで橋を造ることで流木などが橋の上を流れていきやすいように工夫された橋で、水面からの高さが低く欄干(手すり)がないことが特徴の橋です。
川幅が大きいにもかかわらず水面から3mほどの高さに設けられた橋の上は、手すりもなく水との距離を近く感じるために川の上を歩いているような気分になれます。歴史も古く、積み重ねられた年月と共に風景に溶け込む姿は、高知の原風景としての美しさも備え持っています。

全国的にも珍しい沈下橋、その橋の下をボートでくぐり抜けれる貴重な景色と経験を眼と心にやきつけてラフティング体験は終了です。

最後に

奥様が季節の果物を使ったデザートでおもてなしをしてくれるのもロボラフターの魅力のひとつ。
旬のすももを使ったシャーベットを美味しくいただいている中山さんにラフティングを振り返っていただきました。

中山さん「以前に体験したアクティブでテンション高めのラフティングが実は少し苦手で 笑。その時にみんながみんなこういうのが楽しいと思うわけではないだろうなと思ってて、今日みたいな景色を楽しむラフティングが私にとっては凄く楽しかったです。武本さんからこの鳥の声はウグイスだよとか教えてもらえて、『あっ、ウグイスってホーホケキョだけじゃないんだ』って思ったり、飛んでる鳥の名前を教えてもらえて『名前聞いたことあるけど初めて見た』とか参考になる話をたくさん聞けました。」

「途中で水面が鏡みたいになって空と山が反射して写ってるのが凄く綺麗で『こういうの!こういうの!』って綺麗な景色を見ながら川下りができて嬉しかったです。前回のラフティングでは岩の上から水に飛び込むことが怖くて出来なかったんですけど、今日は出来ました。水が綺麗で底が見えていたから怖くなかったと思うんですけど、飛び込んでみて小さな達成感っていうか、自分の中で壁をひとつ乗り越えれた気がしてそれも嬉しかったですね。夜の仁淀川も素敵ってお伺いしたので、次は山と山の間から見える川と、星空を見に来てみたいと思いました。」

中山さんがラフティングを通して仁淀川の自然環境の魅力も感じられる素敵な経験をされたのが伝わってきますね。

(※飛び込みはインストラクター指導のもと安全を確認して行っています。)


以上、「スポる!やってみた〜ラフティング編〜」でした。今回中山さんが体験した通常のラフティングツアーに加えて、生き物に詳しいガイドが同船して説明してくれる野鳥観察ツアーもあります。こちらも2名から申し込み可能で、ゆっくりと川を観察しながら楽しみたい方にお勧めのラフティングツアーです。詳細はロボラフターさんのホームページをご覧ください。
自然の中で癒やされるリバーアクティビティーを体験しに是非訪れてみてください。

施設情報

LoBo RAFTER(ロボ ラフター)

住所/高知県高岡郡越知町横畠東271-6
電話番号/0889-39-1889
駐車場/有
HP/https://lobo.fun/
お問い合わせメールフォーム/https://lobo.fun/contact/