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4年ぶりに帰ってきた熱気!第70回よさこい祭り 後編:踊り子2人の晴れ舞台をレポート

4年ぶりに帰ってきた熱気!第70回よさこい祭り 後編:踊り子2人の晴れ舞台をレポート

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2023年8月9日~12日、待ちに待った第70回よさこい祭りが開催されました。今回は、取材班が追いかけた踊り子2人の晴れ舞台をレポート。高知の街を包み込んだ、祭りの熱気とともにお伝えします。

本番直前、意気込みはいかに!?

高知県民だけでなく、お祭り好きな日本中のファンが待ち望んだ、2023年高知のよさこい祭り。台風6号が日本列島に接近して開催が懸念されましたが、8月9日の前夜祭、10・11日の本番、12日の全国大会・後夜祭と、4日間を通して無事に開催されました。

 (写真左:たまちゃん 写真右:すずちゃん)

まずは、取材班が追いかけてきた踊り子を紹介します。10年ぶりに参加するすずちゃんと、初めて参加するたまちゃん。練習の詳細はこちらのページからどうぞ。

最後に会ったのは本番1ヶ月前。「なんとかついていけそう」と話していた2人に会うため、8月8日の最終練習にお邪魔しました。

本番を控え、踊り子のみんなは今までになくハイテンション!顔はイキイキと輝き、一人一人の踊りもすっかり仕上がっています。

この日は、縦列、横列を揃えるための前進練習が繰り返し行われました。また、「目線を上に向けて」「ポーズを合わせて」とチーム代表の澤村玲甫さんから細かい指示が飛びます。何度も何度も通しで踊り、最後には「みんなきれいよ!」「すごくかっこいいよー」と澤村さんも笑顔。「フォーメンションもきれいに揃っていました。本番は頑張りましょう!」という激励の言葉で、約2ヶ月間の練習が締めくくられました。

すずちゃん「6月からの練習、とっても楽しかったです。週4回の練習で、健康的になれたんじゃないかな。前進するときはチームのメンバーの元気な子が後ろで大きな声を出してくれて、パワーをもらっています。練習を通して仲良くなった子たちもたくさんいて、本番ではメンバーみんなと一緒に、元気に踊りたいです」

たまちゃん「練習は、“大変”より“楽しい”の方が大きかったです。よさこいのために仕事を頑張れた感じ(笑)。初めての参加で最初は体がしんどかったけど、体力がついてきて、慣れてきました。本番はドキドキするけれど、みんなから期待してるよと言われているので、頑張ります!」

そして2人揃って「楽しく踊れたらいいですね。メダルも取りたいです!」と意気込みを話してくれました。

いよいよ本番!

例年8月9日~12日に開催されるよさこい祭り。スケジュールは以下の通りです。

8月9日
前夜祭:前年の受賞チームが中央公園で演舞を披露

8月10・11日
よさこい祭り本番:全参加チームが各演舞場・競演場で演舞を披露

8月12日
全国大会:その年の受賞チームと全国(高知県外)からエントリーしたチームが競演
後夜祭:その年の本番受賞チームが演舞を披露

すずちゃんとたまちゃんのチーム「呼子商店街」の登場は8月10日。初日とあって2人ともちょっと緊張している様子です。

すずちゃん「雨が止んでよかった。楽しんで踊りますね」

たまちゃん「いよいよ始まったな~という感じです。頑張ります!」

街のあちらこちらにあふれる踊り子たち。祭りの熱気が、高知を包み込みます。

300mほどの菜園場商店街に設けられた菜園場競演場で演舞をスタート。祭り期間中は、演舞場所となる道路を車両通行止めにして踊りが披露されます。

踊り子にとっても、観客にとっても、普段は味わえない貴重な体験になります。

商店街のアーケードに並ぶお客さんたちに見守られ、練習の成果をお披露目します。2人とも指の先まで神経が行き届いた、美しい演舞を見せてくれました。アーケードからは「頑張れ~」という掛け声も。

お客さんとの距離が近いので、その声はすずちゃんにももちろん届いたよう。終わったあと「応援の声が聞こえました。励みになります。今日1日頑張れそう」と笑顔で話してくれました。

また初参加のたまちゃんは、「始まる前はドキドキしたけど、煽りの“いくぞー!”のひと声で、テンションMAXになりました!1回目の踊り、楽しかったです」と、気持ちが上がっていました。

(※煽り・・・よさこい祭りでは、煽りと呼ばれるマイクパフォーマーが、踊り子や観客を盛り上げます)

その後は別の演舞場・競演場に移動し、踊りを披露。550mというアーケード演舞場の中で最長の帯屋町演舞場を踊りきったあとは、2人とも「長くてきつかった!」と汗だく。それでもすずちゃんは「たくさんのお客さんがうちわをあおいでくれて、見てくれて、うれしかったです。踊りやすかったですよ!」、たまちゃんも「アドレナリンがすっごく出てます!帯屋町の演舞が始まる前は疲れがあったのに、踊ったら治っちゃった!」と、熱気を伝えてくれました。

また、すずちゃんは、その直前に踊った追手筋本部競演場で、踊り子たちの憧れの的である「花メダル」をゲット!花メダルはベテラン審査員から笑顔と元気みなぎる踊り子に授与される最高の勲章で、たくさんの練習と本番の踊りが評価されました。たまちゃんは「明日は私もメダルをもらえるように頑張ります」と刺激を受けた様子。2人とも、明日も笑顔で頑張ってください!

中央公園のステージでも演舞。たくさんの観客に元気を届け、拍手をもらいました。

本番2日目

よさこい祭り本番2日目の11日。すずちゃん・たまちゃんともに10日の1日を踊りきったことで、緊張は吹き飛んだよう。自分たちのアドレナリンと他の踊り子さんのパワーも力にして、この日も全力で楽しんで、観客に笑顔を届けました。

そして前日に「明日こそはメダルを」と話していたたまちゃんは、見事メダルをゲット。2人とも目標達成です。

よさこい期間中は不安定な天気が続きましたが、それを吹き飛ばしてくれたのは踊り子たちの元気です。時に雨に見舞われることもありましたが、参加した1万人を超える踊り子たちみんなが終始笑顔で日頃の練習の成果を披露し、高知の街を盛り上げてくれました。

最後には圧巻の「総踊り」で盛り上がり、すずちゃん・たまちゃんの今年のよさこい祭りはフィナーレを迎えました。

2日間踊りきって、いかがでしたか?

すずちゃん「楽しかったです。それに先頭で踊らせてもらって、ありがたかった。目標だったメダルももらうことができて、にこやかに踊れたかなと思います」

たまちゃん「楽しかった~!1日目は不安な気持ちがあったけど、今日は“踊りたい”の気持ちが勝っていました。今は、2023年の夏が終わっちゃった~という感じです」

チームのみんなから力をもらえましたか?

すずちゃん「よさこい祭りのこの達成感は、自分1人だけじゃ経験できません。チームのみんなと一つになれて、このチームで良かったと思います。参加して本当に良かったです」

たまちゃん「良いチームで踊れて良かった!本当に楽しい経験でした」

2ヶ月にわたる練習と本番での大活躍、2人ともお疲れ様でした。そして感動と元気をくれてありがとう!

よさこい踊り未経験の方にとっては、慣れるまでの練習や人前で踊ることに抵抗があったりするかもしれませんが、きっとたまちゃんがすずちゃんのように、チームの仲間や観客からパワーをもらって、終わってみれば、参加してよかったと思えることでしょう。

来年もたくさんの方々に参加していただけることを期待しています。

受賞チーム一覧

最後に、2023年よさこい祭りの受賞チームを紹介します。

よさこい大賞 

とらっくよさこい(ちふれ)

金賞

十人十彩

ほにや

旭食品

銀賞 

濱長 花神楽、DDよさこいチーム、TACYON

審査員特別賞 

いなん、帯屋町筋、だるま

地区競演場連合会奨励賞

俵屋グループ、祭屋よさこい踊り子隊、上町よさこい鳴子連、au、よんでんグループ、四国銀行 、万々商店街 万々歳、國士舞双、大橋通り踊り子隊、高知信用金庫、ぞっこん町田’98、よさこいチーム 濵兆

地区競演場連合会地方車奨励賞

DDよさこいチーム、七福よさこい連 祝禧、梼原

来年の第71回よさこい祭りもお楽しみに。