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観光はスポーツだ!観光地1周は一体何歩!?「牧野植物園編」

観光はスポーツだ!観光地1周は一体何歩!?「牧野植物園編」

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高知県には、「ウォーキング」を意識しなくても、楽しく観光するだけでたくさん歩けるスポットが各地にあります。そこで、広い観光地を歩くと実際どのくらいの歩数になるのか、万歩計でカウントするのがこの企画。第二弾となる今回は、連続テレビ小説「らんまん」で注目を浴びている「高知県立牧野植物園」です。広い園内を散策したら何歩になるのか、結果をお楽しみに!

見どころいっぱいの「牧野植物園」

高知が誇る観光地を歩くと何歩になるのか、実際にカウントするこの企画。第一弾ののいち動物公園に続いて、今回は高知市五台山にある「高知県立牧野植物園」を歩きます。万歩計をセットして、多くの来園者で賑わう植物園の正門から散策スタートです。

牧野植物園の概要は、こちらの特集ページでも紹介しています。ぜひチェックを。

園内は広大なので、訪れるスポットによって歩数は大きく変わります。今回は1時間半ほどで植物園全体を歩くコースをご紹介。正門から入園し、北園・南園をめぐり、2023年新設された中門から退園します。

高知に生育する野生植物が植栽されたエリアを進み、入園窓口もある最初の建物へ。こちらは自然に溶け込むように建つ牧野富太郎記念館 本館。数々の建築賞を受賞した、木の温もりにあふれる優れた建築物です。

牧野富太郎記念館 本館から、見晴らしの良いこんこん山広場へ向かいます。

こんこん山広場では、季節に応じた美しい花々が訪れる人を出迎えます (年によっては、フラワーショーなどイベントも開催されています ※写真は2023年春の様子)。

季節ごとに植栽される色とりどりのお花にうっとり。インスタ映え抜群なので、記念撮影を忘れずに! スマートフォンで映える写真を撮るコツは、撮られる人はしゃがんで花と顔の高さを合わせること。そして撮る人は離れたところから撮影すること。その際、拡大して人物の手前と奥に花が映り込むようにするのがポイント。機種によっては、ポートレートモードなどの背景がボケる機能を使うのもオススメです。

高さ4mの展望台からの眺め。澄んだ高知の空と豊かな緑に、心が落ち着きます。この後は、視線の先にある温室・南園に向かいます。

東屋やベンチがいくつもあるので、途中で休憩を。なお牧野植物園は飲食できるエリアが限られます。こんこん山広場は飲食可能エリアの一つ。花畑を眺めながらお弁当や軽食をいただき、ひと息つくのもいいでしょう。

こんこん山広場でお花を愛でたあとは、170mの回廊を下り、展示館の方へ。回廊の両脇にも、博士が愛した草花が植栽されています。

園内の植物にはそれぞれにプレートが付けられています。草花一つ一つが持つ物語に想いを馳せながら進んでいると、時を忘れてしまいそう。そして、いつの間にかたくさん歩いていることに気づくはず!

回廊を抜けると、たどり着くのは牧野富太郎博士の生涯が展示されている牧野富太郎記念館 展示館です。展示館の中庭を歩いたあとは、南園へと続く連絡道を進みましょう。

連絡道の途中にはカンナ&ローズ園があり、数十種類のバラが5〜6月に見頃を迎えます。このあたりが今回のコースの中間地点。かなり歩数がカウントされているのでは・・・結果に期待し、広い園内をどんどん進みます。

起伏に富んだ地形を生かして造られた、南園に到着です。 ブロンズで造られた牧野富太郎像がお出迎え。

50周年記念庭園は、ハナショウブやハスなどが植栽された回遊式の水景庭園。大小6つの池が配され、サクラやアジサイなど季節の花が庭園を彩ります。訪れた日は、花は咲いていませんでしたが、水面に映る新緑が絵画のようにきれいでした。四季折々、訪れるたびに違う表情を見せてくれるのも、牧野植物園の魅力の一つです。

南園の高台には、牧野植物園自慢の温室が建っています。

温室には国内外の熱帯植物が植栽されており、足を踏み入れるとまるで異国に迷い込んだよう。原始の森をイメージした塔、アコウをはじめとする力強く不思議な植物たち、緑が茂るジャングルゾーンなど、熱帯探検気分が味わえます。

湿地を好む植物が見られるウォーターガーデン。 世界最大級の葉を持つ水生植物、オオオニバスもあり、夏には15kg以下の子どもがオオオニバスの葉に乗ることができるイベントが開催されます。

温室を出たら、少年広場にも足を伸ばしましょう。木々に囲まれたフラットな広場で、東屋も設置されています。こちらもこんこん山広場同様、飲食が可能。比較的人が少なく、ゆっくり休めます。

少年広場で休んだら、温室まで戻り、中門へと向かいます。中門は、2023年5月にオープンした「植物研究交流センター」(愛称 ラボテラス)内にあります。

ゴール地点に到着したので、結果発表にまいりましょう!

結果は、約1時間半で約5000歩でした!

新緑がとても心地よくて疲れを感じず、またこんこん山広場や少年広場など休むところもたくさんあり、こんなに歩いた実感はありませんでした。植物や可憐な花々に癒やされ、心も体も健やかになった気がします。

今回は牧野富太郎記念館 本館の内部や、薬用植物区を回らなかったので、そちらを含めればもっと歩数が伸びそう。1日5000歩を目標にウォーキングを続けるとなるとなかなか重い腰が上がりませんが、牧野植物園なら、美しい植物を楽しむだけで、コースによっては数千歩も歩けることが分かりました。

はるか四国山地を眺めながら、高知の植物、さらに世界各国の珍しい植物に出会える牧野植物園。自然の素晴らしさを体感できる、そしてたくさん歩いて元気になれる健康的な散策スポットに、ぜひ皆さんも来園を。

最後に、牧野植物園に新たにオープンしたレストラン「C.L.GARDEN」をご紹介します。場所は植物研究交流センター「ラボテラス」の3階。南園を眺めながら、旬の素材を使った洋食メニューがいただけます。

ランチメニューのおすすめ、シェフ特製ハンバーグのココットランチ 。オリジナルの玉ねぎソースが絶品のハンバーグをアツアツココットでご提供。

麓の市場で仕入れたお魚ランチ、アクアパッツァ。麓の市場で仕入れた日替わりのお魚を高知県産のフルーツトマトやお野菜で豪快に仕上げています。当日のお魚はスタッフまでお尋ねください。

カフェタイムに喉を潤す、ベリーベリースカッシュ 。ブルーベリー、いちごなどのミックスベリーを使ったノンアルコールカクテル。

ティーソーダ 。紅茶のさっぱりしたノンアルコールスカッシュカクテルです。
たっぷりのレモンをお好みで中で潰しながらどうぞ。

万歩計持参で園内をめぐった今回の企画、いかがでしたか。愛らしい動物がたくさん暮らすのいち動物公園編も、チェックを!

施設紹介

高知県立牧野植物園

住所/高知県高知市五台山4200-6
電話番号/088-882-2601  
開園時間/9:00~17:00(最終入園16:30) 
休園日/年末年始(12月27日~1月1日)      
※メンテナンス休園日についてはHPをご覧ください  
入園料/一般 730円(高校生以下無料)団体 630円(20名以上)
年間入園券2930円(1年間有効のフリーパス)
※夜間入園料や割引についてはHPをご覧ください 
駐車場/あり
HP/https://www.makino.or.jp 

レストラン C.L.GARDEN 
営業時間/9:00〜17:00(オーダーストップ16:30) 
電話番号/088-802-6951 
※レストランのみご利用の場合は、入園料不要