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観光はスポーツだ!観光地1周は一体何歩!?「のいち動物公園編」

観光はスポーツだ!観光地1周は一体何歩!?「のいち動物公園編」

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高知県には、「ウォーキング」を意識しなくても、楽しく観光するだけでたくさん歩けるスポットが各地にあります。そこで広い観光地を歩くとどのくらいの歩数になるのか、万歩計でカウントするのがこの企画! 第一弾となる今回は、「高知県立のいち動物公園」です。動物たちをひと通り眺めながら園内を1周したら何歩になるのか、結果をお楽しみに!

自然散策も楽しめる「のいち動物公園」

「高知県立のいち動物公園」は、高知自動車道南国ICから車で20分、高知龍馬空港から車で10分と、アクセスしやすい場所に立地しています。1991年に開園した同園の特徴は、生息地を再現した自然に近い環境で、動物たちがいきいきと暮らしていること。2019年・2020年には旅行者向け口コミサイトの「日本の動物園・水族館ランキング」で1位を獲得し、2020年には入園者が500万人を突破するなど、近年ますます人気が高まっています。

約100種1100点の動物が暮らすのいち動物公園。およそ20ヘクタールの園内は、「温帯の森」、「熱帯の森」、「アフリカ・オーストラリアゾーン」、「ジャングルミュージアム」の4つのゾーンと「こども動物園」からなっています。20ヘクタールと聞くと「歩くのが大変そう!」と思うかもしれません。でも実際は、ゆっくり歩いて2時間ほどで1周することができるんです。

訪れたのは開園時間の朝9:30。実は朝イチは、動物園の動物たちが活発に活動するおすすめの時間帯。獣舎から展示場に出てきた動物たちは、飼育係がいろいろな場所に隠したえさを探して動き回ったり(動物本来の行動を引き出すような工夫:環境エンリッチメント)、仲間とコミュニケーションを取ったりと魅力的な表情をたくさん見せてくれます。 

入り口ゲートを過ぎて坂道を下っていくと、最初のゾーン・温帯の森に到着。温帯はヨーロッパ、東アジア、南北アメリカなどに分布しており、こちらのゾーンではアメリカビーバーやレッサーパンダの姿が見られます。

園内には、フラットな小道や緩やかな坂道が整備されています。緑に囲まれているので、涼しい木陰もいっぱい。所々に東屋などもあり、子どもも大人も、そしてベビーカーを押すお父さんお母さんも歩きやすくなっています。

温帯の森を進んでいくと、次は熱帯の森に到着。熱帯は主に、東南アジア、アフリカ、中南米に分布。檻のない広大な展示場では、チンパンジーの群れがゆうゆうと暮らしています。

人工蟻塚に棒を差し込んで、リンゴジュースを舐めとる姿も。

1歳のアカルくんはお母さんサンゴのお腹にしっかりとつかまって一緒にお散歩中。

シロテテナガザルは、地上10mのタワーの上をダイナミックに動き回ります。

毛づくろい中の仲良しシロテテナガザル。

何かのメッセージ?”h”と”k”でしょうか?。思わず写真を撮りたくなりますね 笑。

メンフクロウや暗闇の中を飛び交うエジプトルーセットオオコウモリなど、夜行性の動物が見れる洞窟エリア。

ここまでで、およそ半分が経過しました。何歩歩いたか・・・はあえてチェックせず、ゴールの結果を乞うご期待! ちなみに半周だけでも、運動不足の人は散策の心地よさを実感すると思います。南国の風に吹かれながらかわいい動物たちを眺めていると、疲れなんてどこへやら。メンフクロウをずっと眺めていたい!もう1回シロテテナガザルに会いに、来た道を戻ろうかな・・・そんな気分になります。

続いてはアフリカ・オーストラリアゾーンへ向かいます。 このあたりは坂道が続くエリア。水分補給しながら、ゆっくり歩きましょう。

園路の両側には木々や草花がたくさん植栽されています。これも、のいち動物公園ならでは。緑や四季折々の花を眺めながら、散策を楽しんでください。

アフリカ・オーストラリアゾーンにはサバンナ大展示場があり、草をはむアミメキリンやグラントシマウマが眺められます。アミメキリンの親子に見えますが、実はペアのリンタロウくんとノンちゃん。

人気のハシビロコウ。堂々たる姿に感動! 2羽のハシビロコウのうち、この日はカシシちゃんが屋外展示場に。

ダンス?ではなく・・・激しい攻防の末、最後は相打ちのオオカンガルー。

続いてはジャングルミュージアムです。 

こちらは国内最大級の熱帯雨林館。地上2階地下1階建ての館内で、爬虫類や魚類のほか、中南米や東南アジアの珍しい動物が展示されています。

散り散りに置かれたエサを探して活発に動き回るアカハナグマ。

ビントロングの2頭は、お気に入りの場所を目指してゆっくりと木登り。

ジャングルミュージアムを出たあとは、フンボルトペンギンなどがいる最後のエリア、こども動物園に向かいます。

サービス中なのかサービス放棄中なのか紙一重の愛くるしいプレーリードッグ。

こども動物園のからくり時計を通り過ぎれば、1周終了です。

一体何歩だったのでしょう!

結果は約5000歩!

動物たちを眺めていたらあっという間に時間が過ぎたので、こんなに歩いていたんだ!と驚きです。のいち動物公園の園路は緩急があるので、ゆったりとした散策ながら心地よい運動になりました。

健康のために歩くのは良いこと、それはみんな分かっていますよね。でも「1日5000歩ウォーキングを!」と目標を立てても、運動初心者は何をしたら良いか迷ってしまいます。そんな方には、気づかないうちにたくさん歩ける、楽しい観光地歩きがおすすめ! のいち動物公園は、かわいい動物たちに元気をもらって運動不足も解消できる、まさに一石二鳥のスポットです。

園内には、各所にベンチが設置されていますので、休憩しながら、各自のペースで散策を楽しんでください。

ふわふわドームやちびっこ噴水などがある「ピクニック広場」も。遊び方次第では、1000歩や2000歩はプラス出来そうですね。

しっかり遊んだ後は、お弁当を持参のうえ、のんびり過ごすのもいいでしょう。

園内には、ランチをいただけるレストラン「ラクーン」もあります。

かめさんカレー

ラクーンランチ(イメージ)
※ラクーンランチは時期によってメニュー内容が変わります。内容はレストラン内のボードに表示されています。

約5000歩となったのいち動物公園に続いては、連続テレビ小説「らんまん」で注目を浴びている「高知県立牧野植物園」も散策します!

果たして何歩になるのか、お楽しみに~!

施設紹介

高知県立のいち動物公園

住所/高知県香南市野市町大谷738
電話番号/0887-56-3500
開園時間/9:30〜17:00(最終入園16:00)
休園日/月曜(祝日の場合はその翌日)、年末年始(12月29日〜1月1日)
入園料/一般470円(18歳未満/高校生以下無料) 団体 370円(20名以上)
年間入園券1,570円(1年間有効のフリーパス)
※割引や免除についてはHPをご覧ください
駐車場/あり
HP/https://noichizoo.or.jp/

レストラン「ラクーン」
営業時間/11:00〜15:00(オーダーストップ14:00)
※都合により営業をお休みする場合があります。詳しくはHPをご覧ください。