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ジャパンエレベーターサービス柔道部が、仁淀川でアクティビティ体験!

ジャパンエレベーターサービス柔道部が、仁淀川でアクティビティ体験!

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シドニー五輪柔道100kg金メダリストであり、リオデジャネイロ・東京五輪で柔道日本代表監督を歴任された井上 康生さんがゼネラルマネージャーを務める「ジャパンエレベーターサービス柔道部」が、2023年12月に高知県を初訪問。さまざまな交流活動を行ったほか休日には仁淀川町を訪れ、冬でも楽しめるアクティビティを満喫しました。

ジャパンエレベーターサービス柔道部が高知を初訪問

ジャパンエレベーターサービス(jes)柔道部は、2023年4月1日に設立された実業団チームです。全日本男子前監督で、2000年シドニー五輪男子100キロ級金メダリストの井上 康生氏がゼネラルマネージャー、康生氏の兄・井上 智和氏が監督に就任しています。そして2024年2月現在、2024年パリ五輪90キロ級代表に内定している村尾 三四郎選手をはじめ、高橋 龍之丞選手、金野 晃大選手、斉本 研 アレクサンドル選手、吉田 岳選手の5名が所属しています。

今回初めて高知県を訪れたjes柔道部。滞在中は、県内小中学生を対象にした柔道教室やスポーツイベントに参加。そのほか、将来有望な選手たちを育成する「高知くろしおキッズ」の子どもたちと交流したり、県内高校柔道部を訪れたりと、多方面で柔道の普及活動や交流活動を行いました。

今回取材班が同行したのは、選手たちにとって初体験、初挑戦のアクティビティです。高知を代表する清流・仁淀川の上流域を訪れた一行は、最新アクティビティ「水上こたつ体験」やSUP、テントサウナなど、大自然の中でリバーアクティビティを満喫。さらには、高知に新しく誕生した絶叫吊り橋&ジップラインも楽しみました。

夏以外でもOK、水上こたつ体験&テントサウナ

jes柔道部の皆さんが最初に訪れたのは、仁淀川の支流・土居川です。仁淀川は「仁淀ブルー」の名称で親しまれる清流。なかでも土居川を含む上流域は、深さ5mの川底まで見えるほどの透明度を誇ります。

ここでは、新感覚の「水上こたつ体験」を楽しみました。水上こたつ体験は、流れがほとんどない穏やかなエリアで、こたつに入りながらぷかぷかと水上散歩を楽しむ新感覚のアクティビティ。冬は透明度が抜群、でも寒い!という声に応え、夏以外にも仁淀川を楽しんでほしいと2023年に開発されました。

河原に用意された水上こたつは2つ。誰がどっちに乗る?そんな相談のあと、選手5人はみんな一緒に一つのこたつへ。jes柔道部の仲の良さがうかがえます。

そして川に浮いたあとは、パドルをゆっくり漕いで方向転換し、川の流れに身を任せます。

コーヒーとお菓子をいただきながらまったりくつろぐ選手たち。普段は練習、試合と忙しい日々を送っている皆さんですが、この日は大自然の中でリラックスできた様子。途中でUターンし、30分ほどで元の場所に戻ってきました。

そのあとは自由時間です。SUP、水上自転車、テントサウナなどが用意され、「それぞれ自由にお楽しみください」と仁淀川アウトドアセンターの古味さん。

( 写真中央:こたつサップの発案者でもある古味さん)

テントサウナにまず飛び込んだのは、吉田選手です。「めっちゃあったかいです!サウナはよく行くんですよ。みんなに見られてちょっと恥ずかしいなぁ」と笑顔を見せてくれました。

高橋選手と斉本選手は水上自転車に挑戦。「操縦が結構難しいです。思う方向に行かなくて」「普通の自転車みたいにはいかないけど、楽しいです」と話していました。

選手の皆さんはSUPにも挑戦。日頃から鍛えているだけあって、すぐに立ってパドルを漕げるように。そんな中、サービス精神旺盛な金野選手は水の中へドボン!河原で見守る監督やマネージャーは大盛り上がりです。そして金野選手は高橋選手と斉本選手にイタズラしてバランスを崩させ、見事、全員川の中へ。「冷たい〜」と笑いながら河原に戻ってきた選手たちは、サウナで体を温めていました。

一方、先にサウナを楽しんでいたのは吉田選手と村尾選手。テントから出ると全身から湯気が上がり、そのまま水風呂代わりに川へ直行! 皆さん思い思いに冬の仁淀川を満喫していました。

河原では、名物の鮎の塩焼きやバーベキューも堪能。高知県は仁淀川をはじめとする清流が各地に流れており、おいしい鮎が食べられることで有名です。七輪で焼いた塩焼きにかぶりついた選手たちは、「おいしい!ホクホク!」「めちゃくちゃうまいです!」と大絶賛。井上監督も「めちゃくちゃおいしいですね。宮崎県出身なんですが、地元にも鮎を食べられる場所があるんですよ。自然に帰ってきたなという気がします。最高ですね!」と喜んでいました。

新アクティビティ!日本初の絶叫吊り橋&ジップライン

続いて一行は、仁淀川の上を滑空するジップライン、「ニヨフラ」に向かいました。

こちらは地元の名産品「沢渡茶(さわたりちゃ)」を栽培する茶農家が、仁淀川町をもっと元気にしたい!と2023年にオープンした新名所です。

( ニヨフラのスタッフの皆さん)

コースは全長100m、高さはなんと30m! そのコースを行きは吊り橋を歩いて、帰りはジップラインで帰ってきます。

早速選手たちは事務所で必要事項を記入し、ハーネスを装着。スタートラインに移動し、一列に並んで川の対岸まで吊り橋を渡ります。

普段見ることのできない、高い場所から渓谷の景色を楽しめるこの吊り橋。しかし楽しみはそれだけではありません。実は吊り橋の足場は、10mおきに変化しています。最初は丸太、次は角材、そしてロープ。もちろんハーネスを付けているので安全ですが、次々と変わる足場にヒヤヒヤ、ドキドキ!高さ30m、スリル満点の空中散歩です。

そして対岸に着いたら、今度はジップラインで元の地点まで戻ってきます。選手たちは順次、スタート地点まで一気に上空を駆け抜けました。

「後半が結構速かったですね!」「見ている分にはそんなにスピードが出ないかと思いましたが、意外に速かったです!」と選手たち。終わったあとは名産品のお茶とスイーツで一服。非日常感を存分に楽しんだ皆さんでした。

監督&選手たちから一言

最後に監督や選手たちから、高知滞在の感想をいただきました。

まずは井上監督です。

「小学校を訪問させていただいたり、少年柔道の指導をさせていただいたりと、柔道をしている子ども、あるいはしていない子ども、そして大人の皆さんにも、柔道の魅力を発信できたかなと思います。また今日は高知県の素晴らしい自然の魅力を感じさせていただいて、選手にとっても良い経験になったと思います」。

監督には、高知県の印象についても伺いました。

「高知県に来て感じたのは、皆さんのおもてなしです。関わる方々皆、人が優しくて、温かくて。そして食べ物がおいしくて、それが高知の魅力だなと感じました。また、行く先々で柔道をやっていたという方がいて、人のつながりも感じることができました」。

続いては選手の皆さんです。

高橋選手「高知県は自然がいっぱいで、SUPとか水上こたつ体験とかいろいろなことができて良かったです。SUPが楽しかったですね!」。

金野選手「高知県は初めてでしたが、めっちゃ楽しかったです!一番はSUPかな。お肉もめっちゃおいしかったですよ!」。

斉本選手「自然を感じられてリフレッシュできました。普段なかなか遊びに行く機会はないんですが、こうして川で遊んだりジップラインを経験したりと、すごく新鮮な体験をさせていただきました。ジップラインがすごく楽しかったですね」。

村尾選手「高知には子どもの頃、一度来たことがあるんです。四万十川のほうだったかな。それを思い出しました。今日体験したジップラインなんかもしたことがなかったので、楽しかったです」。

吉田選手「高知はご飯がおいしいですね。川遊びも体験したことがなかったので、楽しかったです!川の水もとてもきれいでした」。

jes柔道部の皆さんにはぜひまた高知にお越しいただき、柔道のご指導をいただきたいと思います。また今回は仁淀川町を訪問していただきましたが、高知県には各地に名所があり、おいしいものがあります。次回はまた違う高知の魅力を楽しんでいただきたいです。皆さん、お待ちしています。そして今回は本当にありがとうございました。

施設紹介

仁淀川アウトドアセンター

住所/高知県吾川郡仁淀川町長屋6
電話番号/0889-20-9619
HP/https://www.niyodo.jp/

ニヨフラ

住所/高知県吾川郡仁淀川町別枝石ノ内2551-31
電話番号/090-4546-0855
HP/https://niyodo-flyhigh.com/