元サッカー日本代表・佐藤寿人さんにクリスタルカヤックを体験してもらいました！

元サッカー日本代表であり、数々のプロサッカークラブで活躍した佐藤寿人さん、元Jリーガーの清水航平さん、横竹翔さんに、仁淀川でカヤックを体験していただき、慣れ親しんだ陸上スポーツとは異なる、水上スポーツの楽しさや魅力をお伺いしました。また、体験後は対談を通して現役時代のエピソードなどについても語っていただきました。

ご紹介

1982年、埼玉県春日部市で生まれた佐藤寿人さんは、ジェフユナイテッド市原・千葉のジュニアユース・ユースを経て、2000年にトップに昇格しました。現役時代は、ジェフユナイテッド市原・千葉をはじめ、セレッソ大阪やサンフレッチェ広島、名古屋グランパスなど、数々のJリーグクラブで活躍。2006年には、双子の兄である元プロサッカー選手の佐藤勇人さんと日本代表選手に選ばれ、Jリーグ史上初となる双子で国際Aマッチに同時出場しています。

清水航平さんは、1989年、福岡県宗像市生まれ。2008年にサンフレッチェ広島とプロ契約し、清水エスパルスやヴァンフォーレ甲府などでも活躍。

横竹翔さんは、1989年、広島県広島市東区生まれ。サンフレッチェ広島のジュニア・ジュニアユース・ユースを経て、2008年にトップチームに昇格し、2013年にはガイナーレ鳥取に移籍。現在は、高知県のサッカークラブ・高知ユナイテッドSCに所属しています。

仁淀川アウトドアセンター

高知県内の6市町村を流れて太平洋へと注ぐ仁淀川は、全国一級河川の水質調査において、過去10年間で８回も“水質が最も良好な河川”に選ばれている透明度の高い川です。その青く澄んだ美しい姿は“仁淀ブルー”と称され、全国各地から観光客が訪れています。

仁淀川の美しさをより実感できる上流域に施設を構える「仁淀川アウトドアセンター」では、地元ガイドさんの案内でカヤックやSUPを楽しむことができます。用具一式やライフジャケットは用意してくれるので、着替えやタオルなどがあれば気軽に体験できます。

クリスタルカヤックを体験！

「仁淀川アウトドアセンター」までの道中の景色も楽しみながら、施設に到着した佐藤さんら一行。体験では500mほどの区間を周遊するのですが、清水さんは「ここから海まで行くぞー！」と意気込み満タンです！ライフジャケットを着用し、パドルの持ち方やカヤックの漕ぎ方などを教わった後、河原へ降りると、眼前に広がる仁淀川の美しさに興奮している様子でした。

2人乗りのカヤックに、佐藤さんと横竹さんペア、清水さんと奥さまのペアでそれぞれ乗り込み、いざ出艇。離岸時こそ「おぉ…」と、緊張した様子でしたが、そこはさすがスポーツマン！　あっという間にコツを掴み、各々が自由に水上を進みはじめます。

競漕をしてみたり景色を楽しんだりと、思い思いの方法でカヤックを楽しみながら、大自然を満喫。体験コースには、大きくカーブする場所や橋の下をくぐる場所などもあり、ガイドさんが各ポイントで説明などもしてくれるので、みなさん終始笑顔で楽しそうでした。
また、クリアカヤックの最大のポイントでもある透明な船底から、ダイレクトに見える水中は、水の透明感も相まってまるで水中に浮かんでいる心地です。

体験が終わり川原にあがると、「めちゃめちゃ気持ちよかったー！癒されました」と佐藤さん。水が透き通っているので、船底からたくさんの魚が見え、川の深さも感じられたと、感動しているようでした。釣り好きの清水さんは、「大自然はもちろん、ガイドさんによる魚の説明も楽しめました」と嬉しそうです。高知県に住んで8年になる横竹さんは、「間近で仁淀川の美しさに触れて、改めて高知県の自然の素晴らしさを感じました」と話します。

河原で対談

佐藤さんは2005年、清水さんと横竹さんは2008年より、サンフレッチェ広島に所属。同時期に同じチームで活躍し、2012年にはクラブ史上初となるJ1年間総合優勝へと導いた皆さんに、当時の思いを振り返っていただきました。

清水さんと横竹さんが小学生の頃、佐藤さんはすでにプロサッカー選手として活躍しており、お二人にとっては憧れの存在だったそうです。「サンフレッチェ広島に入団が決まったときは、寿人さんと一緒にサッカーができることがすごく嬉しかった」と語る清水さんと横竹さん。「佐藤さんからプロサッカー選手としての考え方や向き合い方などを、全て教わりました」と真剣に語った後、「Tシャツや財布などもくれる男気も見せていただきました」と笑って話します。

「航平も翔も先輩の意見などをしっかり聞くので、当時は先輩から可愛がられていた」と話す佐藤さん。「ただ、2人とも自分が譲れない部分とかは絶対曲げないタイプだった」ともいいます。高知県を訪れて、横竹さんが現在所属する高知ユナイテッドSCの試合を観戦したという佐藤さん。「前半終了後に翔がユニホームをめくってお腹が見えたんだけど、広島にいた時より体が引き締まっていて、今の方がアスリートっぽい」と笑いつつ、「翔は30代になった今もしっかり走れていたし、試合終盤になっても立ち位置を考えながら動けていた」と嬉しそうに話してくれました。

佐藤さん、清水さんが初めて高知を訪れた感想

今回初めて高知県を訪れたという佐藤さんと清水さん。「仁淀川は今まで見たことないほど綺麗なうえ、観光地なのにゴミも無くてびっくりしました」と話します。「現役時代は、子供に自然を経験させることがあまりできなかった」と語る佐藤さん。「高知県には大自然と向き合える場所がいっぱいあるので、今度は家族で高知に来たいです」と語ってくれました。

カヤック体験の2日前に仁淀川の有名な観光名所 “にこ淵”を訪れたという清水さん。「にこ淵に行く道中もずっと川が綺麗だった。鰹のタタキやメヒカリ、川海老も食べたけど、高知で食べると格別！やっぱり水が綺麗だから美味しいんだと思います」と語る。横竹さんは「8年住んでみて改めて高知は素晴らしい県だと思う。サッカーを通して、そんな高知の魅力を全国に発信したい」と話してくれました。

施設情報