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「すさきスポーツクラブ」所長 川原永光さんに須崎市浦ノ内湾の魅力についてお聞きしました

「すさきスポーツクラブ」所長 川原永光さんに須崎市浦ノ内湾の魅力についてお聞きしました

マリンスポーツ

カヌー日本代表や日本体育大学カヌーチームなど、名だたる団体が合宿を行う浦ノ内湾を有する須崎市。シーカヤックやSUPなどができる湾内のカヌー場をはじめ、体育館やグランドなど幅広いスポーツが楽しめる施設「須崎市立スポーツセンター」の管理・運営を行う「すさきスポーツクラブ」では、各種スポーツ教室や体験などを実施し、様々な形でスポーツに触れる機会を提供しています。今回は「須崎市立スポーツセンター」の所長であり、元フットサルの日本代表でもある川原さんに、須崎市でのスポーツの楽しみ方などについてお伺いしました。

「須崎市立スポーツセンター」について

スポーツ活動や文化活動の振興による活力ある街づくりを目指して、平成13年に須崎市浦ノ内地区に建てられた「須崎市立スポーツセンター」は、水上から陸上まで幅広いスポーツが楽しめる施設のほか、会議室や多目的室なども備えた、スポーツと文化の拠点です。各施設は利用許可申請書を提出して利用できるほか、施設の管理・運営を行っている「すさきスポーツクラブ」主催のスポーツ教室や体験に参加することもできます。

バレーやバスケ、ソフトテニスなどの室内スポーツができる「よこなみアリーナ」は、1857㎡もあるメインアリーナと575㎡のサブアリーナの2つがあり、施設内にはシャワーや更衣室、トレーニングルームなども完備されています。

「よこなみアリーナ」の隣にある、「横浪運動広場」は9100㎡あり、サッカーやソフトボールなど、屋外スポーツの大会やイベントで利用可能。

水上スポーツは「よこなみアリーナ」の隣にあるカヌー場と、車で5分ほど離れた場所にある「シーパーク大島」の2箇所で実施しており、カヌー場では、シーカヤック・サップ・ウォーターバルーンなど、「シーパーク大島」では、海上アスレチック・バナナボートなどの体験が楽しめます。自由に利用できる広々とした芝生広場や体験学習棟などもあり、学校行事などでも利用できます。

※各施設の利用方法、実施している体験や教室については「NPO法人 すさきスポーツクラブ」HPにてご確認ください。

「NPO法人すさきスポーツクラブ」とは

「いつでも・どこででも・だれでも・いつまでも、気軽にスポーツに親しむことができる、生涯スポーツ社会の実現」を目指し平成16年に設立された「NPO法人すさきスポーツクラブ」は、「須崎市立スポーツセンター」の運営だけでなく、地元の学校施設や公共施設を活用したスポーツ教室や体験イベントを実施し、子どもからお年寄りまでがスポーツに触れ合える取り組みを推進しています。

スポーツ教室には、カヌー、サッカー、グラウンドゴルフ、スカッシュバレーのほか、エアロビクスや太極拳など、様々なジャンルで開催しているので、自分に合った教室を見つけられるのも魅力です。

2018年には、様々な海洋スポーツ体験ができる「COMODO URANOUCHI」もスタートし、遊びながら身体を動かし、更に気軽にスポーツに触れ合える機会も増やしました。

浦ノ内湾とスポーツ

「NPO法人すさきスポーツクラブ」所長の川原さんは幼少期よりサッカーをはじめ、ジュビロ磐田のユースチームなどを経て20歳頃にフットサルに転向。2004年、2008年、2012年のFIFAフットサルワールドカップに出場した元フットサル日本代表選手です。 2015年に現役を引退し、住んでいた静岡県から高知県須崎市に移住します。

現役時代にフットサルの普及イベントにて「須崎市立スポーツセンター」に訪れたことや、奥様の実家が須崎市であったこと、また「子どもたちが自然と触れ合いながら、のびのび暮らせる場所に住みたかった」など、様々な思いから須崎市への移住を決め、「フットサルの経験を活かし、スポーツの仕事をしたい」と「NPO法人すさきスポーツクラブ」に就職。現在は、所長として施設全体の管理・運営に力を注いでいます。

川原さんは「須崎市でカヌーやカヤックが浸透している理由のひとつに、 “須崎市ドラゴンカヌー大会”がある」と言います。須崎市では、高知県立須崎工業高等学校(現・高知県立須崎総合高等学校)の造船科の生徒たちが、自分たちが作成した一隻の龍舟を市に寄付したことをきっかけに、平成11年から「須崎市ドラゴンカヌー大会」が開催されており、ドラゴンカヌーの魅力をより多くの方に伝えるべく「NPO法人すさきスポーツクラブ」でドラゴンカヌー体験を実施するようになりました。

その後、より気軽にカヌーを楽しんでもらおうと、シーカヤック体験などをはじめたことで、徐々に浦ノ内湾でのカヌーやカヤックが注目されるようになり、現在では、地元高校にカヌー部ができたり、日本代表や大学のカヌーチームが合宿に訪れるほど人気のエリアとなりました。

「水上スポーツの発展は、浦ノ内湾の素晴らしい環境があってこそ」だと話す川原さん。奥行きが約12Kmもある浦ノ内湾は、太平洋側に山々が連なる横浪半島があることから波風の影響を受けにくく穏やかで、カヌーやシーカヤック、SUPなどの水上スポーツを楽しむ環境としては、うってつけの場所なのだそう。

2018年からスタートした「COMODO URANOUCHI(コモドウラノウチ)」では、シーカヤックやサップはもちろん、海上アスレチックやウォーターバルーン、バナナボートなど、気構えず誰でも楽しめる海洋スポーツ体験を提供しています。

「子どもが海から離れていく現代で、大人と一緒に安全に楽しく遊べる環境が整っているので、ぜひ1度来て欲しいです。周辺にはいかだ釣り体験が楽しめる施設や、新鮮な貝焼きが楽しめるお店、ジビエ肉の販売店など、魅力的なスポットも数多いので1日中楽しめます」と教えてくれました。

「COMODO URANOUCHI(コモドウラノウチ)」に関する記事はこちら↓

「須崎市立スポーツセンターには素晴らしい環境や設備が整っているので、今後は自身のフットサルの経験も活かし、もっと色々なスポーツのジャンルを楽しめる施設にしていきたい。今後もスポーツの楽しさや魅力を発信し、より多くの方に須崎市とスポーツの魅力や楽しさを伝えていきたいです」と語ってくれました。

施設情報

NPO法人すさきスポーツクラブ

住所/高知県須崎市浦ノ内東分2688(須崎市立スポーツセンター よこなみアリーナ)
電話番号/0889-49-0200
HP/http://kawasemi.ne.jp