スポーツ?!高知の不思議なご当地大会!
高知県では自然の恵みを活かした、一風かわった謎の大会が開催されているのをご存知ですか?県内では謎の知名度があり、参加者も多い…。大人も子どもも本気で楽しむ、ちょっと変わったご当地スポーツ大会をご紹介します。
目次
石の見極めが肝心!「仁淀川国際水切り大会」
「水質が最も良好な河川」として全国17河川のひとつに名を連ね、5年連続で水質日本一に選ばれた「仁淀川」の流れる高知県いの町。
高知市内から車で約20分のところにあり、清流と名高い仁淀川では、河原の石を投げて川面に跳ねさせる回数を競う「水切り」の国際大会、その名も「仁淀川国際水切り大会」が行われています。
2022年で第19回を数える本大会は、性別・年齢を問わず、腕に自信のある方なら誰でも参加できる「チャンピオンシップ」や「男性の部」「女性の部」「子どもの部(10歳以下)」など、4部門にわかれて美しさ・飛距離・石の跳ねた回数の総合評価で順位を競います。
清流・仁淀川の美しさを多くの人に知ってもらおうと始まったこの大会。
今では県内外をはじめ海外からも多くの参加者を集める、人気のご当地大会となっています。
はためくTシャツと空を舞う!「ビーサン飛ばし大会」
高知ICから車で約1時間45分。高知県黒潮町の入野海岸(入野の浜)で、ゴールデンウィークのTシャツアート展開催期間中に行われる「ビーサン飛ばし大会」。
Tシャツをキャンバスに見立て、さまざまな個性溢れるデザインが描かれた作品が砂浜でひらひらと風に舞う「Tシャツアート展」。たくさんのTシャツがゆれる砂浜に長さ35メートル、幅5メートルの砂のコートを作ってビーチサンダルを遠くへ蹴り飛ばし、距離を競うのが「ビーサン飛ばし大会」です。
2022年で第17回を迎えた本大会は、参加受付が始まると応募枠がすぐに埋まってしまうほどの人気で、町の人から県外の方までたくさんの人が参加しています。「いつまでも裸足で歩ける砂浜であって欲しい」という願いを込めて開かれるこの大会では、毎年たくさんのハプニングと笑い、そして多くの人の笑顔が生まれています。
はばたけ!生産量日本一の「ニラ飛ばし大会」
高知自動車道 南国ICから車で約25分。佐古小学校のグラウンドで開催される「のいち佐古祭り」にて行われる「ニラ飛ばし大会」。
ニラの生産量日本一を誇る高知県らしい大会として、地元農家から提供された特産品のニラをどれだけ遠くへ投げ飛ばせるかを競うこの大会は、なんとギネスにも認定されているんです!
ベテラン参加者いわく、勝負はニラ選びから始まるとか…
高さ1メートルの台から2回ニラを投げて、飛距離のある方の記録で勝負。
力だけでは距離を伸ばせず、またそのときの風向きでも勝負は変わってくるので運も必要なんだとか。今までも数々のメディアで有名人がチャレンジしてきたニラ飛ばし、あなたも挑戦してみませんか?
いかがでしたか?少しクセの強い高知のご当地スポーツ大会にぜひ足を運んでみてください!
※年により開催状況が異なる可能性があります。
お問い合わせ先
仁淀川国際水切り大会
団体名/NPO仁淀川お宝探偵団
電話番号/090-7578-6172
HP/http://niyodoriver.com
ビーサン飛ばし大会
団体名/NPO砂浜美術館
電話番号/0880-43-4915(9:00~17:00)
HP/https://sunabi.com/