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高知 ― 台湾チャーター便を活用して台湾インフルエンサーが高知を満喫!【高知市の文化と歴史を巡る1day trip編】

高知 ― 台湾チャーター便を活用して台湾インフルエンサーが高知を満喫!【高知市の文化と歴史を巡る1day trip編】

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今回のリポートは、台湾の自転車系インフルエンサー・リンダさんの高知市1人旅。クラフトビールレストランを訪問し、カツオの藁焼き体験に挑戦。さらに由緒ある五台山 竹林寺を散策し、よさこい祭りも体感。高知ならではの文化と歴史に触れる、心安らぐ1day tripです。

話題のクラフトビールレストランへ

リンダさんが最初に訪れたのは、クラフトビールレストラン「SOUTH HORIZON BREWING」です。工場併設のレストランは、太平洋を一望する高知新港の高台に2023年オープン。絶景を眺めながら、フレッシュな大麦やホップを使った造り立てのビールが味わえます。

飲み比べも楽しめます。6種のオリジナルビールなどから好きな4種をチョイス。「台湾の人はビールが好きですよ。海を眺めながらみんな楽しめると思う!」。

リンダさん、この日は県産ゆずスカッシュを注文。

「SOUTH HORIZON BREWING」は高知龍馬空港からほど近く、外国人観光客にも人気。
実は今回の企画、当初は「高知龍馬空港からサイクリングをスタートし、高知市の観光地を巡ろう!」というコンセプトで始まりました。しかし残念ながら当日はあいにくの雨で、サイクリングは断念。

晴れていれば、本当はこんな青空が広がっています!

ということで、今回案内してくださるアウトドアガイド「Kochi Amigo」のマサオさんが用意してくれたEバイクと記念撮影。高知龍馬空港から「SOUTH HORIZON BREWING」までは、県道14号を走ること約12km。リンダさん、次に高知に遊びに来た際は、ぜひ予定していたサイクリングを楽しんでください!

高知ならでは!カツオの藁焼き体験

次に訪れたのは、高知新港からすぐのところにある、ドライブインレストラン「かつお船」。敷地内の「土佐タタキ道場」では、カツオの藁焼き体験ができます。

使うのは、その日仕入れた新鮮なカツオと県産の藁。「皮目から焼きますよ」とスタッフさん。藁を入れると、炎が豪快に上がります!

片面1〜2分ずつ。焼き上がったカツオはその場でいただけます。なお隣接するかつお船売店では、持ち帰り用の藁焼きタタキを購入できます。

スタッフさんから「最初は塩でどうぞ。お好みでゆずポン酢をつけてお召し上がりください」と教えてもらったリンダさん。その後もお店の方と談笑。
「教えてもらってこうして体験したり、おいしいものをいただいたり、地元の方との関わりは旅の楽しみですよね。多くの人に、こうして高知の方々とコミュニケーションを取ることをおすすめしたいです!」。

また、カツオはサイクリストにうれしい食材だそう。
「カツオは良質なタンパク質を含んでいます。それに脂質が少ないのもポイントですね。生でいただけるカツオのタタキは栄養素を効率的に摂取できるので、アスリートに最適だと思います」。

四国八十八ヶ所霊場の一つ、五台山 竹林寺

お昼ご飯をいただいたあとは、土佐随一の名刹(めいさつ)「五台山 竹林寺」へ。竹林寺は2023年に開創1300年を迎えた、由緒あるお寺です。

四国八十八ヶ所霊場 第三十一番札所。巡礼のお遍路さんが絶え間なく訪れます。

四国遍路について海老塚副住職からレクチャーを受けるリンダさん。

ここで四国遍路について、簡単に説明しましょう。
四国4県には、弘法大師(真言宗の宗祖・空海)が約1200年前に修行したという八十八ヶ所の寺が点在しています。四国遍路とはそれらを巡礼し、弘法大師の足跡をたどること。元々は信仰に基づく修行の旅でしたが、今では亡き人を供養したり、自分自身を見つめ直したり、あるいは心願成就を願ったりと、参拝者の目的も多様化しています。

四国遍路では、白装束を身につけ、「同行二人」と書かれた菅笠(すげがさ)をかぶり、金剛杖(こんごうづえ)を手に寺を巡ります。「同行二人」は弘法大師と共にあること、金剛杖は弘法大師そのものを表しています。

宝物館では、平安時代から鎌倉時代につくられた仏様と対面。

お参りの前に、挨拶として鐘をつくこともできます。リンダさん、緊張の体験。

山門から先は聖域。一礼して先に進みましょう。

緑豊かな境内。心が洗われます。

本堂には文殊菩薩が祀られています。

今回は特別に、書院でお抹茶をいただきました。

高知よさこい情報交流館で、踊りに挑戦!

旅の最後の目的地は、本場高知のよさこい情報を発信する「高知よさこい情報交流館」です。

よさこい祭りの歴史や魅力を紹介。ここなら祭りの期間中でなくても、よさこい祭りを知ることができます。

衣装と鳴子を身につけて、よさこい踊りを体験!「難しいね〜。サイクリングのほうが簡単(笑)」。

「日本のお祭りは地域によって特色があって、面白いですね。踊りはどうなるか心配だったけど、なんとかできました」。

よさこい祭りに欠かせない鳴子がずらり展示されています。「衣装もかわいいけど、鳴子もいろいろあってかわいいですね!」。

お祭りのムードを存分に感じて、高知市1day tripは終了です。

最後に、はりまや橋で記念撮影。

「高知は、大自然だけではなくて、グルメ、文化、歴史と全てが揃っていて、本当に良いところ、間違いない旅先だと思いました」。

今回の1day tripの前には、「GREAT EARTH 第7回高知仁淀ブルーライド2024」に参加していたリンダさん。
「イベントの日は雨が降ってしまって残念でした。仁淀川はすごくきれいでしたが、皆さんがおっしゃるには、本当の仁淀ブルーはもっとすごいって。心残りなので、次回、ぜひ再チャレンジしたいです」。

「そして今日は竹林寺でお遍路さんについて知ることもできて、新鮮な経験でした。素晴らしかったです。雨が降っても今日みたいに楽しめる場所が、高知にはたくさんあるんですね」。

今日の高知市内の観光スポットは、全てサイクリングで巡ることができる距離にあります。読者の皆さんもぜひ市内を走り、高知の文化と歴史に触れてみてください。

最後に今回リンダさんを案内してくださった「Kochi Amigo」のマサオさんを紹介します。

「地域の自然や文化を、地域の方々と触れ合いながら数日間かけて体験する“アドベンチャー・ツーリズム”に力を入れています。高知県は、大自然、独自の食文化、明るくフレンドリーな人々と、とにかく魅力に溢れていてアメイジング!ぜひ新しい体験に出会いに、高知にいらしてください。オーダーメイドのツアーガイドも実施していますので、お気軽にお問い合わせください」。

施設情報

Kochi Amigo

住所/高知県高知市本町2-1-3-3F
電話番号/050-8885-8249
HP/https://kochiamigo.jp/

SOUTH HORIZON BREWING

住所/高知県高知市仁井田4712-5(高知新港高台緑地内)
電話番号/050-5536-0308
営業時間/11:00~20:00
定休日/無休
HP/https://south-horizon.jp/

かつお船

住所/高知県高知市仁井田201-2
電話番号/0120-119-213
営業時間/【土佐タタキ道場】10:30〜15:00
定休日/無休
HP/https://www.tataki.co.jp/

五台山 竹林寺

住所/高知県高知市五台山3577
電話番号/088-882-3085
参拝時間/8:00〜17:00(名勝庭園・宝物館拝観は8:30〜17:00)
定休日/無休
HP/http://www.chikurinji.com/
※遍路体験は要問い合わせ。抹茶が楽しめるイベントは年数回開催。HPをご覧ください。

高知よさこい情報交流館

住所/高知県高知市はりまや町1-10-1
電話番号/088-880-4351
開館時間/10:00〜18:30(最終入館18:00)
休館日/水曜・年末年始
HP/https://www.honke-yosakoi.jp/

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