「スポる！やってみた。〜サーフィン編〜」

「スポる！やってみた。」とは、高知のネイチャースポーツを実際に体験して、体験者目線で魅力をお伝えする企画です。 
 今回体験していただくのは、大阪府出身で大学進学に伴い高知県にやってきた池田さんです。大学のヨット部として活動し海には親しみがあるけれど、サーフィンは初めてとのこと。そんな池田さんのサーフィンデビューは果たして…

はじめに

今回サーフィンを体験するのは全国屈指のサーフポイントである高知県東洋町生見海岸です。サーフィンは、サーフボードで波に乗るという言葉で言うとシンプルなスポーツですが、不安定な波の上でサーフボードに立つ難しさや、バランスを保ったまま波に乗り続けるコツがあったりと、とても奥深い種目です。

場所

体験場所の生見海岸は、高知県東部、徳島県の隣の東洋町にある約1キロの海岸。澄んだ透明な海水で年間を通してサーフィンに適した波が立ちやすく、全国大会や世界選手権も開催される人気のサーフポイント。県外だけでなく、海外からもたくさんのサーファーが集まります。

その生見海岸のすぐ目の前に、サーフィンスクールを行う「South Shore（サウスショア）」があります。 サーフィンだけでなく、SUP・バーベキュー・釣り・海遊びなど、様々なアクティビティが楽しめる宿泊施設で、オーナーの金沢直一さんは、温暖な気候やサーフィンに適した波に恵まれた生見海岸に魅せられて大阪から移住したサーフィン歴30年以上のコンペティター。 現在は、JPSA公認プロサーファーの息子さんを含む家族で「South Shore」を経営されています。

体験

今回の体験は、初心者でも安心のレッスン付きサーフィンスクール。 ウェットスーツやサーフボードのレンタルも料金に含まれているので、手ぶらで訪れても体験ができます。

まず初めに、サーフィングッズを取り扱うショップ内で受付をして注意事項などの説明を受けます。 そして、自分にピッタリのウェットスーツをレンタルし、シャワー室で着替えます。

着替えた後は、サーフボード選び。 今回は初心者でも乗りやすいソフトボードで挑戦します。

「マリンスポーツは全般的に好きですが、特にサーフィンは「これぞ、海！」というイメージがあり、 憧れのスポーツだったので、今回はとても楽しみです。 初めての挑戦なので、波に乗ることは難しそうで上手くボードに立てるか少し不安ですが、 目標は砂浜までバランスを崩さずにスピードを保つことです！ 」目をキラキラさせながら海を見つめる池田さん。

 早速、砂浜で準備体操とソフトボードの漕ぎ方や立ち方のレクチャーを受けます。

インストラクターが掛け声でタイミングを教えてくれ、 ボードに立つ動作や乗る位置を覚えます。

イメージトレーニングと準備運動ができたところで、待望の海へ。 
季節は秋でしたが、ウェットスーツのおかげで水温の方も大丈夫そうです。

さすが海が多い高知県でも屈指のサーフポイント、海の透明度が抜群でとても綺麗です。
ソフトボードの上に浮かんで漂うだけでも癒やされそう…。 
とはいえ今回はサーフィン体験です。まずは、インストラクターの指示に合わせてボードの上で体制を作り、波に乗る感覚を掴みます。 

「波が来るよ〜」の掛け声で、進む方向を見る。
「今！」の掛け声で、グッと手に力を込めて瞬時に立ち上がる。

見事に一回でボードの上に立つことができた池田さん、すばらしい運動神経です。
笑顔で「わー！」と声を出しながら波の上を進みます。

「練習と同じように、膝を曲げてボードの上に立っているだけなのに、ぐんぐんと前へ進んで気持ち良い風が顔に当たって。 隣を見ると、波が同じスピードで着いてきていて、波だけで進んでいることが実感できました！」

初めての感覚に興奮しきりの池田さん。

「海の上を走れるようになったような不思議な感覚で、サーフィンって凄い…。 」

砂浜の近くまで来たら、ソフトボードから降り、 スタートした地点まで手でボードを漕ぐ。 そして、また波を待つ。

「波の上は想像以上にスピードがありますが、ソフトボードは思っていたより安定感がありますね。」

バランスを崩してしまうこともありましたが、 インストラクターからアドバイスをもらいながら何度も挑戦していると、 ボードに乗るタイミングや感覚が掴めていきます。 

「ボードに安定して立てるようになると 波との一体感がより一層あって、とっても楽しい！ 」

最終的には、自分でタイミングを合わせてボードに乗って、 砂浜までバランスを崩さずに辿り着くことができるようになりました！ 

約２時間のスクールでしたが、「夢中であっという間に時間が過ぎました。 初めてでも楽しく波に乗れてとても満足してます！」と満面の笑顔で海岸をあとにします。 

終了後は、施設にあるシャワーを利用して着替えて体験終了です。

最後に

池田さんに体験した感想を伺ってみました。

「カラフルな施設とすぐ目の前に広がる海で、海外旅行に行った気分になりました。 インストラクターの方がとても優しく丁寧に教えてくださったので、初心者でも楽しく体験することができました。 自然豊かなロケーションで、日常を忘れて体を動かすことができたので、季節を問わず、また挑戦してみたいです！ 」

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以上、「スポる！やってみた。〜サーフィン編〜」でした。体験したプランは、「South Shore（サウスショア）」の公式ホームページから予約することができます。 

また、「South Shore」オーナーであり、今回インストラクターを務めていただいた金沢直一さんにも、生見海岸の素晴らしさを伺いました。

【スポる！移住者インタビュー】金沢直一さん。「東洋町の海に魅せられて…」

高知県にはサーフィンに適した海岸が沢山ありますが、関西圏から日帰り可能な生見海岸は初めて挑戦する場所にぴったりではないでしょうか。皆さんも是非体験してください。

施設情報