
アウェイから高知へ!サポーター15組に聞いた「高知の魅力と体験」
2025年からJ3に所属している高知ユナイテッドSC。ホーム戦には、県外から多くのアウェイサポーターが訪れています。サッカー観戦をきっかけに、食や観光、そして高知県民との交流を楽しむ姿は、まさに「アウェイツーリズム」の魅力そのもの。
今回、6月から7月にかけて行われた ギラヴァンツ北九州戦・AC長野パルセイロ戦・ツェーゲン金沢戦 で、実際に来高した15組のサポーターにインタビューしました。
目次
2025年6月21日|ギラヴァンツ北九州サポーターの声
北九州からは、車を使って長時間かけて高知へ。多くの人が「思っていた以上に遠い」と口にしながらも、その先にある食や自然を楽しみにしていました。

「意外と栄えてる。もっと田舎かと思ってました」(サポーター歴2年。初来高のお二人)

「高知城は立派で、再建ではなく歴史を感じる街並みに驚いた」(北九州市から初めて高知を訪れた、タケウチさんご夫婦)

「路面電車のアンパンマン電車が可愛い!」(初来高のハナダさん親子)

「龍馬パスポートでスタンプ集め。四万十川まで足を延ばす予定」(高知は3回目。神奈川県川崎市から訪れたお二人)

「高知ユナイテッドSCが昇格してくれたおかげで来られた。にこ淵に行きたかった」(北九州市から、初高知のコウゾノさんご夫婦)
試合がなければ訪れることのなかった高知。サッカー観戦が新しい旅のきっかけをつくっています。
2025年6月29日|AC長野パルセイロサポーターの声
長野からはJR・飛行機を使った大移動。内陸県ならではの「海を見たい!」という声や、食の魅力に触れるコメントが多く聞かれました。

「高校野球が強い、気候が暖かい。龍河洞にも行ってみたかった」(JRで7時間半かけて3回目の高知。長野県から訪れたコイケさん夫婦)

「馬路村のポン酢が美味しい!ひろめ市場も活気がある」(3番 富田 康平 選手推しの4人組。長野県と愛媛県から。)

「桂浜や坂本龍馬記念館、大歩危小歩危まで観光しました」(サポーター歴20年。初高知のオガワさん夫婦)

「高知県民は人が温かくて面白い。天然芝グラウンドが各地にあるのもすごい」(17番 忽那 喬司 選手のご両親。愛媛県より。)

「かつおが美味しすぎる。もう他では食べられない!高知の雰囲気が好きです!」(東京在住・長野出身のヤマザキさん)
「食・自然・人柄」三拍子そろった高知の魅力を、多くのサポーターが実感していました。
2025年7月12日|ツェーゲン金沢サポーターの声
石川・福井・三重・徳島など、北陸から四国まで長時間かけて訪れた金沢サポーター。遠方にも関わらず「高知は大好き!」という声が多く聞かれました。

「初日の出を見るために高知に来たことがある。高知のことを悪く言う人に出会ったことないです。次は本場のよさこいを観に来たい」(石川県金沢市でよさこいを踊るナカシマさん、ツェーゲン金沢ブラインドサッカーチーム代表のイケバタさん)

「路面電車があって交通アクセスが良い。桂浜と高知城に行きたい」(福井県からの電車を使って初来高のアオヤマさん)

「食べ物が美味しいし、高知の人はお酒が強い。四国で試合ができるのは嬉しい」(11番 杉浦 恭平 選手の推し友、三重県のフジタさんと徳島県のハヤシさん)

「普段は高知ユナイテッドSCサポーターですが、今日は金沢を応援します!高知県民ですけど高知大好きです」(8番 大山 啓輔 選手の高知出身の奥様と、ニノミヤさんご家族)

「食べ物が美味しく、自然が豊かで、高知には楽しい思い出しかないです。会場の雰囲気もお祭りのよう」(徳島県から来たシノミヤ・ニシタニ姉妹)
観光や食に加え、「よさこい」を次の訪問理由に挙げる人も多く、サッカー観戦が季節を越えた交流のきっかけとなっていました。
まとめ|“遠いけど来てよかった”が生む新しい旅のかたち
3試合で出会った15組のサポーターに共通していたのは、
- 食の感動(かつお・うなぎ・ゆずポン酢・ひろめ市場グルメ)
- 自然や歴史への感動(桂浜・高知城・四万十川・坂本龍馬記念館)
- 県民の温かさや距離の近さ、おもてなしの心
「試合がなかったら高知に来ることがなかったかもしれない。遠いけど来てよかった」という言葉が多く聞かれました。
サッカー観戦をきっかけに訪れる高知は、試合だけでなく“旅の特別な体験”をサポーターに与えているようです。
次の週末は、あなたもアウェイサポーターとして高知を訪れてみませんか?